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勉強がたいへんになるのは、勉強の楽しさに気づけないからだ。

気づけば、向上できる。

地域は、東京都、その近郊の埼玉、千葉、神奈川です。

↓↓ プロ家庭教師の友永(トモナガ)です。

   これは、公務員試験の一次試験合格のプロの指導例です。

 ある教育関係のご家庭の生徒さんでした。ご家庭で、公務員試験の数的処理の問題集をご用意されて、私がその問題集の予習を事前におこなって、その後で授業して欲しいというご希望でした。そして、内容を見ると、やや難解なものも含まれていました。これは、似た問題傾向である中学入試の経験のない生徒さんには、少し消化不良のように思いました。徒さんの活力の低下、思考力の減少、自信の喪失が想定され、ただの受け身の学習になります。これでは、私のほめて伸ばす授業が、有効でなくなると思いました。

 そこで、まずは、基本的な例題を選んで、それから学習をスタートすること。次に、私が予習をして、その完成された模範解答を教えるのではなくて、私は反対に予習をしないで問題をすぐに解く、その要領を教えることを提案しました。指導者の私は、事前の予習の準備をしないで、問題に対して、最短で数的に処理して、正解の記号を当てれば良いのです。この臨機応変に対応することがポイントです。 

 理由は、公務員試験の一般教養試験は、例えば50題を100分で解くなど、時間的な制限がかなり厳しいからです。そして、試験は記号解答で、記述試験ではありません。そこで、よい模範解答の品評会をする必要はないのですいかに、「制限時間内に、正解の書いてある記号(番号)を選ぶか」、これが決め手です。答えを記号で選び、正解すればよいのですから。もちろん、模範解答の研究も大事で、それは合格した後でおこなってくださいとなりました。

 さて、これに、生徒さんが納得して、大賛成して、勉強がスタートしました。結果は、一次の一般教養試験の合格です。もちろん大賛成した生徒さんですから、誠実で協調性もあり、その後の面接試験も合格して、無事に公務員になりました。(地方公務員です。)

 合格の秘訣は、私の家庭教師の指導ではなくて、根本には生徒さんの納得と大賛成にあります。生徒さんが疑心暗鬼な気持ちで、私の授業を受けても、その成果は半減します。私が予習をしないという正反対の提案をしたとき、それに笑顔で納得し、おそらくは安心感を得たこと。合格の一番の原因は、その生徒さんの優れた判断力にあると思います。そして、お互いの信頼関係が学力向上の要因でした。

 一般的に、勉強の成績が伸びないとすると、その原因は、生徒さんが勉強することに大賛成していないこと、そして不安感、不信感が生じること。それが、心の根底にあると思います。まさに、成績の伸びは、生徒さんの意欲で決まります。

 また、教える側も、一般的に、指導者は専門家であるがゆえに、模範解答の研究を、いきなり初心者の生徒さんに要求することは、多くはマイナスです。一般に、指導者が優れていて、先を予測できるがゆえ、生徒さんの指導が基礎から急に先行しがちです。そこで、申し訳ないので理解したフリになったり、勉強に置いてけぼりになるのは、生徒さんです。その意味では、生徒さんの指導には、私はプロ家庭教師といっても、専門家の先行しがちな思考は捨てて、現状を見極めて、生徒さんを置いてけぼりにさせないように、日々の指導を心がけております。それが、生徒さんの未来を築く最短コースと信じて、最適な学習を提供したいと思います。   授業のシステムと連絡先は、こちらから